季節もすっかり秋になりました。

店頭に並ぶファッションアイテムも秋物が並び、

いつもはしないおしゃれを楽しみたくなる季節。

せっかくなら、お部屋にも秋を取り入れたくなりますよね。

とは言っても、

どのような花を選べば秋らしくなるのかイメージが湧かない！

と思う方も多いのではないでしょうか。

実は、3つのポイントを抑えるだけで、

ぐっと秋らしいお花を選べるようになるんです！

これからお花を飾り始めたい方にも、

ギフト用のお花を秋らしくしたい方にもおすすめの内容です！

1.花の色は「暖色系」で「落ち着いた深めの色」を選ぶ

画像引用：PhotoAC

お花の印象を1番左右すると言っても過言ではないのが、「色」です。

秋にチョイスしたい色は、

「暖色系」で「落ち着きのある深めの色」。

深めの色は、

「鮮やかさや明るさを抑えた、少しダークな色」

と言い換えることも出来ます。

　（↔︎目をパッと引くような明るい色合い）

　　-秋のイメージになる理由

そのヒントは秋の風景や作物にあります。

「秋」で連想するものを挙げてみると…

　・紅葉　・木の実

　・銀杏やススキ、稲穂

　・柿やぶどうといったフルーツ

　・さつまいもやかぼちゃなどの作物

これら全てに共通するのが

　・赤、茶色、黄色、オレンジ、深い紫といった暖色であること

　・落ち着いた、しっくりした色＝深めの色

であることです。

具体的には、

　　　えんじ色、　　からし色、　カーキ色、　ブラウン、　深めの紫色

が秋色と呼ばれるものになります。

　　-色見本になる、パーソナルカラー「イエベ秋」

最近流行っているパーソナルカラー診断の色見本は

季節の花を選ぶときにとても参考になります。

秋に参考にしたいのは、

名前の通り、「イエベ秋」タイプの方に似合うと言われている色。

あまりよく知らない方も、

ぜひ「イエベ秋　似合う色」で調べてみてください。

たくさん色サンプルが出てきておもしろいですよ！

この時期は、秋が旬のお花だけでなく、

バラやカーネーションなどの通年出回っているお花にも

秋色の品種が多くあります。

気に入った秋色を選んでみてくださいね。

2.「毛」や「実」の質感を選ぶ

画像引用：PhotoAC

　　-秋の作物がヒント

「実りの秋」「収穫の秋」というだけあって、

「実」や、穀物を連想させる「毛」の質感を持つものは

秋にうってつけの切花です。

　　-具体的な実と毛の種類

「実」

ヒペリカム、トウガラシ、バーゼリア、ワレモコウ

ノバラの実、ティナス、ヒメリンゴ、ムラサキシキブ

「毛」

ケイトウ、アワ、ラグラス

アマランサス、パンパスグラス、スモークグラス

名前が分からなくても、

見た目で判断して「なんとなく、実／毛っぽいな〜」

と思うものを選べばOK！

3.葉物を入れる。紅葉しているものがおすすめ

画像引用：PhotoAC

　　-葉物の役割は大きく２つ。「つなぎ」と「引き立て」

葉物は色々な効果を発揮してくれる、とても便利な助っ人です。

　①「つなぎ」の役割

実際、花と実／毛のものを組み合わせると

・少し物足りない

・大きさのバランスが悪い

という印象を持つ場合があります。

葉物を入れることで、花や実の隙間を埋めて、

花と実たちの「つなぎ」の役割を果たしてくれるのです。

　②「引き立て」の役割

また、秋色のお花は色が落ち着いているだけあって、

沈んだ印象になることも。

葉物を加えると、

花の色が際立ち、沈んだ印象を取り払うことができます。

　　-葉物も深めの色や紅葉した品種を選ぶと◎

葉物も青々とした色のものよりかは、

深めの色味のものを選ぶと、秋色の花とよく馴染みます。

秋は紅葉した品種もよく置いているので、積極的に選ぶと良いです◎

4.（番外編）花器は陶器や色付きのガラスがおすすめ

画像引用：PhotoAC

今回説明した３つのポイントを押さえれば、

十分秋らしくお花を生けられるのですが、

さらにお花の秋らしさを際立たせたい！という方には、

陶器や色つきガラスの花器を選ぶのがおすすめ。

無色透明のガラス花器に生けた時、

「花の雰囲気に合わない」「花に対して足元が軽い」

という印象を受ける場合があります。

その場合に花器を変えると解決することが多いです。

陶器がない方は、

おうちにあるマグカップなどを花器として使うのも手。

結構かわいくておすすめです◎

＜まとめ＞

★選ぶ色は「暖色系」で「落ち着いた深めの色」

　→色のお手本は、秋の風景・「イエベ秋」。

★「実」や「毛」の質感を選ぶ

★葉物を入れると全体にまとまりが。

　深めの色だとより秋っぽく！

★花器は陶器や色付きのガラスがおすすめ、

　なければマグカップが使えます。

季節に合った雰囲気のお花を飾ると、心が満たされる感覚になります。

秋のお花をお部屋に迎えて、ぜひ秋を楽しんでくださいね〜◎