部屋に花を飾ってみたいと思ってお花屋さんに行っても、

「たくさんお花がありすぎて、お花ってどうやって選べば良いのか分からない！」

と困ってしまいますよね。

でも、せっかくなら複数本生けてみたい。

そんなあなたのために、

今回は、初心者さんでもできるお花の組み合わせの方法を、

ステップアップ方式でご紹介します。

このステップに沿ってお花を選べば、

自然にお花の組み合わせが上手になりますよ！

Step1 同じ種類を複数本

まずは、「同じ種類」という共通点を使って、

複数本を選ぶことに慣れましょう◎

　1-①同じ色を複数本選ぶ

画像引用：PhotoAC

おすすめは、

全く同じ種類・同じ色のお花を複数本選ぶことからスタートすること。

色や大きさのバランスに気を取られることがないので、

お花の長さやボリュームの感覚をつかめるようになります。

花瓶とのバランスを考えて、色々試行錯誤してみてください◎

初めてで何もわからない！

という方は、まずは花瓶とお花の比率を1:1にしてみてください。

綺麗にまとまります。

　1-②違う色を組み合わせてみる

画像引用：PhotoAC

ボリュームや長さをつかめるようになったら、

同じ花の種類で、違う色との組み合わせをしてみましょう。

同系色だとまとまりやすいですが、

（例：写真のように黄色・オレンジ系）

全く違う色同士でも、かわいい組み合わせになった！ということが多くあります。

2色、3色、カラフル…

など、その日の気分で色の組み合わせを楽しんでみてください◎

Step2　2種類の組み合わせ

Step1で、ボリューム感・長さ・色の組み合わせに慣れたら、

2種類以上の組み合わせをしてみましょう。

とはいえ、とても簡単です。

コツはまずメインの花を選ぶこと。

これは飾りたい！と思うお気に入りの1種類を見つけてください。

その上で、選んだメインの花に合うサブのお花を選ぶことで、

簡単に2種類の組み合わせが可能です。

　2-①グリーンを合わせる

画像引用：PhotoAC

そもそも、お花は葉っぱがあるのが自然な状態。

そのため、グリーンを組み合わせることで、

ナチュラルな雰囲気になります。

グリーンは花の色を邪魔しない上に、奥行きが出るので、

単体で飾るよりもお花が映えます。

　2-②メインよりも小さい花を合わせる

画像引用：PhotoAC

ふんわり、華やかな雰囲気が好き！という方には、

小花との組み合わせがおすすめ。

小花を入れることで、

ボリュームが出る上に、メインのお花が引き立つといった、

2つの嬉しい効果があります。

おすすめは

・かすみ草

・スターチス

など。

Step3　3種類の組み合わせ

2種類の組み合わせが出来れば、3種類も簡単です！

　3-①メイン＋小花＋グリーンは簡単・王道

画像引用：PhotoAC

Step2でご紹介した、

グリーンと小花を組み合わせただけパターンです。

グリーンも小花もメインのお花を邪魔しないので、

3種類でも簡単に自然な仕上がりになります。

・メインのお花

・華やかさを引き立ててくれる小花

・奥行きとナチュラルさを添えてくれるグリーン

この3種類は王道の組み合わせです。

よくお花屋さんで売られている、

出来合いの小さめのミニブーケもこのパターンが多いように思います。

写真のように、

メイン・小花・グリーンが全て違う色味だと、

他種生けしているこなれ感が出るのでおすすめ。

　3-②同じ大きさの花3種は同系色で

画像引用：PhotoAC

メイン級のお花を3種類組み合わせるのはハードルが高そうと思いがちですが、

「同じ色味」で統一するとまとまりが良くなります。

ただし、全く同じ色にしてしまうとそれぞれの個性が消えて

のっぺりした印象になってしまうので注意。

例えば同じピンクでも、

色の濃淡やちょっとした色味の違いで変化をつけると◎

例：色の濃淡 　 　　（左：薄い　右：濃い）　

　　色味 　 　　（左：赤み　右：青み）

　3-③メイン＋中花＋小花で華やかに

画像引用：PhotoAC

とにかくお花のボリューム感が好き！という人は、

3種類それぞれ違う大きさのお花を組み合わせてみてください。

お花の大きさを変えることで立体感が出て、リッチな雰囲気になります。

メイン・中花は似たような色味が無難ですが、

小花は邪魔をしない色であれば、同系色でなくても綺麗にまとまります。

さらにステップアップしたい人は…

✩Step3に＋αするだけ！

例えば、3-②や3-③にグリーンを足したり、

3-①にメインのお花に合う中花を足すだけで簡単に4種類に進化！

この繰り返しでどんどん種類を増やしていくことが出来ます。

✩実（み）もおすすめ！

画像引用：PhotoAC

慣れてきたら実にもチャレンジしてみてください！

引き立て役をしつつ、グリーン・小花よりも存在感が出るので、

お花の印象がまた違ったものに変化します。