【花束・アレンジメントをもらった人必見!】花を1日でも長く楽しむためにするべきこと
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2022-01-30
・生花の花束・アレンジメントを受け取った人 ・ラッピングの処理や、飾り方が分からない人 |
「お花を受け取る機会はほとんどないよ!」という方には、是非読んで欲しいです。
花は生きているので、扱い方を間違えるとすぐにしおれてしまいます。
ラッピングを解くまでの取り扱い方法や、どこにどう飾るかはとても大切です。
そこで、お花を出来るだけ長く楽しんでいただけるポイントをまとめました。
この記事を読んだら、安心してお花屋さんに行けるようになります◎
・花をもらって、家に持ち帰るまでの間の取り扱い方法 ・ラッピングの解き方 ・長く楽しむためのポイント |
1、もらった花束・アレンジメントの扱い方 3、花を長く楽しむためのポイント |
1、もらった花束・アレンジメントの扱い方
〜家に持ち帰るまで〜
画像引用:Unsplash
生花の花束やアレンジメントを受け取った後、家に持ち帰るまでの間の取り扱いは重要です。
「帰ってラッピングを解いたらしおれていた。」
ということにならないためのポイントをまとめました。
持ち運び方
持ち運びやすいように少な目にしてありますが、花束もアレンジメントも少し水が入っています。
花束は花を下に向けると❌
アレンジメントは傾けすぎると❌
花束もアレンジメントも傾けると
水が溢れてきてしまうので注意して運んでください。
そして水は少な目にしてあるのですから、
このままの状況が長く続くことは花には良くないということでもあります。
花束は長くとも、
もらった日の夜までには自宅で花瓶に入れ替える必要があります。
持ち運ぶ時の振動や摩擦で花が痛むこともよくあります。
植物は思った以上に繊細で柔らかいです。
ギュッと圧迫したりせず、
置く場合は赤ちゃんを布団に寝かすようなイメージで優しく置いて下さい。
保管場所
これは最終的に室内に飾る場合でも同じように注意する点ですが、
直射日光・高温は避けてください。
ストーブなどの暖房器具のそばはとても高温になり、花にとっては過酷です。
また、冷暖房の風が直接あたる場所も避けてください。
◆よくある失敗例◆
「夏に車の中に長時間放置していたら、車内が高温になりしおれてしまった。」
もらってから家までの保管場所は意外と見落としがちですので、要注意です。
たまに聞かれますが、花用ではない冷蔵庫は冷えすぎて枯れてしまう場合もあるので入れないでください。
2、ラッピングの解き方
画像引用:pixabay
花束の場合
基本的には包んであるものの全てを取り除きます。
茎の切り口は保水してあり、水や保水剤が入っているので水が捨てられる場所で作業します。
最近はラッピングをはずさずにそのまま飾れるタイプの花束もあるので、タグなどで飾り方を確認するのも大切です。
アレンジメントの場合
商品全体が透明のセロハンで覆われている場合がありますが、これは持ち運びの際に花を守るためのものです。
飾る時は花が蒸れるのではずします。
持ち運び用に水が減らしてあるので、器ギリギリまで水を足します。
その後は、毎日スポンジが乾燥しないように水を足します。
3、花を長く楽しむためのポイント
①水揚げをする(花束)
ラッピングの中に入っている水は植物にとっては少な過ぎます。
花瓶に入れる前に切り口を斜めにカットして水揚げをします。
厳密には水揚げの方法は植物によって違いますが、基本的にはこの方法で大丈夫です。
切り口は水換えのたびにカットします。
◆ポイント◆
・よく切れる清潔なハサミかナイフで斜めにカットする
・水の中でカットする水切りをするか、そうでない場合はカットしたらすぐに水につける
②花瓶の水を清潔に保つ(花束)
水替えをこまめにすることは大切です。
水が汚れて花がしおれてしまうのはバクテリアが増えすぎるためなので、いつも清潔に保つことで、出来るだけ長持ちさせることができます。
◆ポイント◆
・花瓶のぬめりはしっかり取る。そのままだと水替えをしてもすぐに濁ってしまいます。
・水につかる部分の葉は腐ったりカビやすいため取り除く
・水替えは出来れば毎日する(夏は特に)
・花屋で買える抗菌剤を利用する
③花を飾る場所(花束・アレンジメント)
もらってからの保管場所と同様ですが、飾る場所は重要です。
お花を飾りたいなと思う場所が、適した場所か確認してください。
◆ポイント◆
・直射日光が当たらない涼しい場所
・高温にならない場所(ストーブのそばなどはダメ)
・冷暖房の風が直接当たらない場所
④その他
同じ花束やアレンジメントの中でも、早くに枯れてしまうものも長くもつものもあります。
枯れた花はそのままにしておくと腐ってカビます。
まだ元気な植物にも大きく影響するので、
枯れた花や咲いた後の花殻は除去しましょう。
花束は紐で縛ってありますが、蒸れてカビてしまう原因にもなります。
綺麗に束ねられてありますが、
様子を見て紐をバラして楽しむと長持ちします。
<まとめ>
画像引用:pixabay
花束やアレンジメントを受け取った後、家に持ち帰るまでの間の取り扱い方法
・持ち運びは水が溢れないように注意が必要
・花は繊細なので、思った以上に優しく扱う
・直射日光と高温を避けた涼しい場所で保管する
・花束はその日中に花瓶に入れ替える
ラッピングの解き方と、長く楽しむためのポイント
・花束のラッピングは全て取り除く
・アレンジメントはセロハンをはずし、器のギリギリまで水をたす
・花束を飾る前には水揚げをする
・花瓶の水は清潔に保つ
・直射日光と高温を避けた涼しい場所に飾る
・冷暖房の直風は避ける
・枯れた花や花殻はその都度取り除く
・花束を縛ってある紐は様子を見て解く
もらった花が少しでも長持ちすると嬉しいですよね。
楽しんで花の手入れをしてみてください。
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