【初心者向け】生花・ドライフラワー・プリザーブドフラワーの違いを解説!
コラム > 初心者向け
2022-03-11
・花屋にあまり行ったことがない人 ・花屋で生花以外を買ったことがない人 ・生花/ドライフラワー/プリザーブドフラワーの違いがよくわからない人 |
花屋で買えるものは生花だけではありません。
「生花以外はよく分かりません。」という人は多いです。
生花なのかプリザーブドフラワーなのか違いがわからず、迷っている様子もよく見かけます。
自分の目的にピッタリ合った買い物をするためには、それぞれの特徴や役割を理解する必要があります。
生花を含めてそれぞれ長所も短所もあるので、花屋に行く前に知っておいて損はありません。
・生花/ドライフラワー/プリザーブドフラワーについて ・それぞれのメリット・デメリット ・それぞれのおすすめのシチュエーション |
▶︎それぞれの花の特徴とシチュエーション |
▶︎それぞれの花の特徴とシチュエーション
「これ本物ですか?」と聞かれることがよくあります。
「本物ですが、乾かしてあります。」→ドライフラワー
「本物ですが、加工されています。」→プリザーブドフラワー
そんなそれぞれの特徴を詳しく紹介します。
①生花・切り花
画像引用:Unsplash
生花は植物の本来の姿そのままの、いわゆる昔から花屋で売っている花のことです。
水の入ったバケツに入れて並べてあります。
キーパーという一定の温度に保たれている涼しい冷蔵庫のようなところに並んでいるお店も多いです。
花の並べ方や、仕入れる種類によってそのお店の雰囲気が掴みやすいメインの部分でもありますね。
▷メリット・デメリット
メリット
・季節感を感じられる。
・香りがある。
・”つぼみがひらき、枯れていく”といった変化を日々感じられる。
・生きている花のエネルギーを感じ、元気と癒しをもらえる。
デメリット
・水替えなどの手入れが必要。
・枯れてしまうので、長く飾ることができない。
→おすすめのシチュエーション
自宅用
手土産・発表会やパーティなど舞台映え、写真映えさせたい時
自分では中々買わないものをあげたい時など…
生花はどんなシーンにも合います。
華やかで、場を盛り上げ和ませてくれます。
花本来の美しさは感動を与えます。
②ドライフラワー
画像引用:photoAC
最近大人気のドライフラワーです。
ドライフラワーは枯れた花だと言われることも多いですが、少し違います。
生花を美しい状態の時に適切な環境で乾かした植物がドライフラワーです。
ある意味枯れていますが、美しい形状を保っています。
スワッグやリースなどの状態で店頭に並べられていることも多いです。
アンティークな風合いで、お部屋のアクセントになります。
▷メリット・デメリット
メリット
・長く楽しむことができる。(数ヶ月以上は飾れます)
・置き場所(直射日光や多湿は厳禁)・ホコリに注意すれば、ほとんどお手入れいらず。(水 につけない)
・ドライフラワーならではの、アンティークでオシャレな雰囲気を出せる。
デメリット
・植物の魅力でもある、しなやかさや色の鮮やかさがない。
・脆く壊れやすいので扱いには注意が必要。
・捨て時が分からず、ホコリが溜まったりカビが生えたまま置きっぱなしにしてしまうこ とがある。
・風水的なイメージは良くないなど、好き嫌いが分かれる。
→おすすめのシチュエーション
自宅のリビングなどのアクセントに
お店の装飾用に
一度飾るとしばらく楽しめるので、忙しい方にもおすすめ
ドライフラワーもネットや店舗で一本からでも買えます。
とびっきりの一輪挿しに一本あしらえば、それだけでこだわり空間ができます。
迷ったら紫陽花を一本が簡単でおしゃれです。
③プリザーブドフラワー
画像引用:photoAC
「プリザーブド(preserved)」の意味は「保存された」です。
プリザーブドフラワーは、特殊な液に本物の花を一番美しいタイミングでつけて、そのままの状態で数年保存できるように加工された花のことです。
色は脱色してしまうので、人工的に後から染めてあります。
本物の花の柔らかい雰囲気や繊細さが残っています。
鮮やかな色味が華やかです。
美しいまま長期保存できるということで、安定的に需要があります。
▷メリット・デメリット
メリット
・長く楽しむことができる。(3年〜5年以上)
・置き場所(直射日光や高温多湿は厳禁)・ホコリに注意すれば、ほとんどお手入れいら ず。(水につけない)
・染めてあるので、自然界にはないような色味も楽しめる。
・本物の花のような柔らかくフレッシュな雰囲気を楽しめる。
・水につけなくていいのでアレンジしやすく、デザインの幅が広がる。
デメリット
・加工に手間がかかっている分、生花よりも高価。
(長く飾ってもらえることを考えると、実はコスパは悪くないです)
・花の香りがしない。なんとなく薬品ぽい匂いがする。
・染めてあるので、濃い色のものは色移りする。
・植物の種類が少ない(段々増えてきています)
→おすすめのシチュエーション
華やかなので、さまざまなシーンに
生花は枯れるから残らず残念だな…という方には特におすすめ
プロポーズや受賞のお祝いなど、記念に残しておきたい時など
花粉や香りが出ないことや水替えなどお手入れがないことから、病院でも安心
最近は仏花として利用する方が増えてきました。
お仏壇に限らず、花瓶の水を腐らせてしまうくらいなら、いつでも綺麗なプリザーブドフラワーを利用するのもありです。
<まとめ>
画像引用:Unsplash
以上、お客様によく違いを聞かれるものをまとめてみました。
・生花
・ドライフラワー
・プリザーブドフラワー
記事を参考に、シーンや渡す相手の状況などによって使い分けてみてください。
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