結論から言えば、

花とハサミがあれば、花のある暮らしは始められます。

他の道具はなくても代用したり、省略したりできます。

道具はより快適にするためのものです。

同じハサミでもどんなハサミを使うかで、花もちや使いやすさが全然違ってきます。

▶︎花のある暮らしに必要な道具

画像引用：unsplash

使いやすい道具を揃えて、快適に「花のある暮らし」をしましょう。

・花用のハサミ

花を長持ちさせるためには、茎が潰れないようにスパッと切れることが大切です。

そのためにもハサミは紙用などではなく、花用を準備してください。

100円ショップでも花ハサミを見かけますが、切れ味が微妙なのでこちらはあまりおすすめしません。

切れ味と使いやすさで選んで下さい。

ハサミは2000円前後くらいから購入できます。

花を長持ちさせるには、花を切るハサミを清潔に保つことも大切です。

それには使用後のお手入れが重要です。

茎を切った後のハサミは結構汚れているので、毎回しっかり汚れを落とすようにします。

・枝切りハサミ

季節の枝物は長く飾れてインパクトもあり人気です。

太めの枝物はとても硬いので、あると便利です。

花用では切れない太さのものも、枝切りハサミであれば楽に切ることができます。

太い枝を切る時は力もいるので、怪我をしないためにも適した道具を使うべきです。

・花瓶

花を飾る入れ物に決まりはありません。

ペットボトルやジャムの空き瓶や百均の食器でも、もちろん大丈夫です。

花瓶を購入する場合、

まずは3種類くらい（大・中・小）で揃えておくと、色々な花に対応できます。

①大きな枝物を入れるためのどっしりとしていて高さのある花瓶

②普段飾りたいボリューム感の花に合わせたもの

③背の低い小さめの一輪挿し

まずは、シンプルな形や色のものにしておくと使いやすいです。

一本だけカッコよく飾るなら、背の高い一輪挿しも使いやすいです。

一輪挿しは一本でキマるので、楽しいです。

花瓶によって花の雰囲気が変わるので、こだわって集めるのも楽しいです。

花を入れていない時にインテリアになるようなオシャレな花瓶も人気です。

・花瓶を洗うもの(スポンジやブラシ)

花を入れていると、どうしてもバクテリアが発生して花瓶がぬめります。

バクテリアは花の茎を腐敗させて、水を汚します。

バクテリアを増やさないために、花瓶をしっかり洗わなければいけません。

食器用のブラシやスポンジで構いませんが、食事用と分けて準備する必要があります。

縦に長いものや、手が入らないタイプの花瓶には、柄のついたスポンジを準備します。

▶︎あると便利なもの

画像引用：photoAC

・洗面器やバケツ

買ってきた花をしっかり水揚げする方法「水切り」をするときに使用します。

※水切り・・・茎の先端を洗面器やバケツの水につけたまま、ハサミやナイフで切り口を新しくする水揚げ方です。

家で花瓶に飾る前にしっかり水揚げをすることは花の長持ちにも繋がります。

少しの工夫で花もちが変わってくるので、あると便利です。

・新聞紙

新聞も水揚げの時に使います。

少し元気のなくなった花を新聞紙でまいて深水につけたり、湯揚げをする時にも使います。

※湯揚げ・・・切り口を熱湯につけて水揚げする方法。葉や花を湯気から保護するために新聞紙を使います。

また、花の手入れ時は机が汚れます。

新聞紙をしいて作業すると便利です。

・切り花栄養剤

切花栄養剤はなくてもいいですが、あると便利です。

花を買うとお店などでよく渡されることもあります！

切花栄養剤には

・バクテリアの繁殖を抑える抗菌剤

・花を最後まで開花させる栄養剤(糖分)など

が含まれています。

花やつぼみのついた植物には効果的です。

適切に使用すれば、水を清潔に保てたり、花が長く美しく咲くのでおすすめです。

＜まとめ＞

画像引用：photoAC

☆花のある暮らしに必要な道具

・花用のハサミ

・枝切りハサミ

・花瓶

・花瓶を洗うもの

☆あると便利なもの

・洗面器やバケツ

・新聞紙

・切り花栄養剤

お気に入りの道具を揃えると、使うたびに嬉しくなります。

花のお世話は生活の中の潤いになるので、楽しく快適にできることが一番ですね！