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素人さんでも簡単!新鮮なお花を見分けるポイントは5つだけ!

コラム > 花について

2022-02-11

 








<記事を読んで欲しい人>

新鮮なお花を見分けられるようになりたい人


・お花を長く楽しみたい人



 


買ってきたお花をちゃんとお手入れしているつもりなのに、


なぜか長持ちしない…。


 


そんな経験ありませんか?


実はそのお花、少し古いお花なのかも知れません。


 


切花を長く楽しむために、


お手入れ以上に大切なのは、新鮮なお花を選ぶこと


 


とは言っても、普段からお花を見ていないと、


どのお花が新鮮かを見極めることはなかなか難しいですよね。


 


今回は、素人さんでも簡単に新鮮度を見極められる5つのポイントと、


定番のお花4種の見極めポイントを解説します。








<記事を読んだらわかること>

・新鮮なお花を選ぶために見るべき5つのポイントが分かる!


・長くお花を楽しめるようになる!










<目次>

1.見分けるために確認したい部位
 ▶︎葉っぱ
 ▶︎茎
 ▶︎花の開き具合
 ▶︎がく
 ▶︎花粉



2.よく出回っているお花の見分け方
   ▶︎ガーベラ〜花粉と茎をチェック!
 ▶︎バラ〜葉っぱ、花の開き具合、がく
 ▶︎カーネーション〜がく、花粉
 ▶︎トルコキキョウ〜花粉、花びら



<まとめ>



 




1.見分けるために確認したい部位



画像引用:PhotoAC


 


お花の鮮度を見極めるために押さえたいポイントは、


この5つの部位です。


 


・葉っぱ


・茎


・花の開き具合


・がく


・花粉


 


それぞれの見極め方を解説していきます。




 ▶︎葉っぱ


 


一番分かりやすい指標なのが、葉っぱです。


 


野菜選びと同じように、葉っぱがシャキッ!としているお花を選びましょう。


ハリがある、青々しい、上向き


などの印象を持つことができれば新鮮な証拠。


 


逆に、葉っぱがしなっとしているお花は、


花自体が綺麗に見えても古いことが多いです。


 


 ▶︎茎


 


茎は、お花が水を吸い上げるために必要な部分。


そのため、古いお花は、切り口が使い古されて、


様子が変わっていることが多いです。


 


具体的には、


切り口が


空洞になっている


黒っぽくなっている


という現象が起きます。


 


切り口がしっかり詰まっていて、


白や緑など、濁りのない色をしている茎は新鮮な証拠です。


 


お花屋さんで花を手に取ったら、


葉っぱの次に切り口を見てみましょう◎




 ▶︎花の開き具合


 


ぱっと見で分かりやすいのが花びら。


鮮度が落ちるにつれて、


 


・開いている


・色のくすみ/透けている


・花びらの端が乾燥している


 


などの現象が起きます。


 


花=開いている方がいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、


お花は、つぼみの状態から花びらを開かせていくため、


広がりが大きいお花は、それだけ寿命が近いという事になります。


 


写真で見るイメージよりも、


大きいな・スカスカ感があるなと思ったら避けた方が良いでしょう。


また、触って確認する方法もあるので、後段でご説明しますね。




 ▶︎がく


 


「がく」は、花びらの一番外側にある、葉っぱのような部分です。


花を支えたり、保護したりする役割を担ってくれています。


それゆえ、花びらが開いてくると同時に変化が起こる場所。


 


花によってがくの形が違うので、


古くなることで起こる現象はそれぞれですが、


具体的には、例えば反り返りや、黒ずみ、触感の変化が起こります。


 


花別の見分け方は覚える必要がありますが、


覚えれば簡単に鮮度を見分けることが出来る部分です。




 ▶︎花粉


 


最後にチェックしたいのが花粉。


花粉の形も花によってそれぞれですが、


多くの場合、


花粉の部分が粉っぽくなる・黒ずむといった現象が起きます。





2.よく出回っているお花の見分け方


 


5つのポイントを紹介しましたが、


お花によっては、チェックポイントがない場合や、


起こる現象が違う場合があります。


(例えば、ガーベラには葉っぱが無かったり、バラは古くなっても茎が空洞化しなかったり…)


 


ここからは、定番のお花の新鮮度の見分け方をご紹介していきます!




 ▶︎ガーベラ〜花粉と茎をチェック!



画像引用:PhotoAC


 


 ・花粉


ガーベラは、中心部分に花粉があります。


新鮮な状態では古くなってくると粉をふき、花びらの根元に付着することも。


粉をふいていないものを選びましょう。


 


 ・茎


ガーベラの茎は、古くなることで切り口が空洞化します。


加えて、花首(茎の一番上部)が茎に比べて極端に細くなることも。


切り口が詰まっていて、花首がしっかりしているものを選びましょう。




 ▶︎バラ〜葉っぱ、花の開き具合、がく



画像引用:PhotoAC


 


 ・葉っぱ


葉っぱが最も分かりやすい指標。


とにかく葉っぱがシャキッとしているものを選んであげましょう。


 


 ・花の開き具合


花が開いているかどうかは、


見るよりも触って確認するのが初心者さんには分かりやすくておすすめ。


お花の側面を親指と人差し指で優しくつまんでみてください。


硬く、身が詰まっている感じがしたら新鮮です。


逆にふわっと潰れてしまうような感触の場合はお花が開いている証拠。


 


 ・がく



▲古くなって下がってしまったがく


 


バラのがくは、新鮮な時には上向きのことが多いです。


古くなるにつれて下向きに下がります。


 


がくが上向きのお花を選びましょう。




 ▶︎カーネーション〜がく、花粉



画像引用:PhotoAC


 


 ・がく


カーネーションは、そもそもがかなり長持ちなお花。


見ただけでは判断しにくいので、


こちらも触って確認するのがおすすめ。


カーネーションは花ではなく、がくでチェックします。


 



の部分がカーネーションのがく


 


花の下の、がくの部分を優しくつぶしてみてください。


新鮮なお花は硬く、潰しにくいのですが、


鮮度が落ちたお花は、ふかふかしてとても潰れやすいです。


 


 ・花粉


古くなったカーネーションは、


中心から白い触角のような形の花粉が顔を出します。


花粉が出ていないお花を選ぶのがベターです。




 ▶︎トルコキキョウ〜花粉、花びら



画像引用:PhotoAC


 


 ・花粉


トルコキキョウも中心部分に花粉があります。


新鮮な花は、花粉が鮮やかな黄色をしていますが、


古くなるにつれて黒ずんできます。


 


 ・がくと花びら


古くなったお花は、がくと花びらの根元が黒ず無ことが多いです。


花の根元が花と同じく新鮮な色合いのものを選びましょう。





<まとめ>


 


・葉っぱ


・茎


・花の開き具合


・がく


・花粉


 


まずは今回ご紹介した5つのポイントで


長くお花を楽しんでくださいね。


 

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