【初心者向け】花瓶の水替えの基本を理解してお花を長持ちさせよう
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2022-02-14
・花瓶の水替えの方法を知りたい人 ・花を出来るだけ長持ちさせたい人 |
花を花瓶に飾る上で、ちょっと面倒な水替え。
しかし、水替えは一番と言っていいほど重要な作業です。
綺麗な花を出来るだけ長く綺麗に飾るためには正しく水替えをする必要があります。
・花瓶の水替えを正しくすれば花が長持ちする理由 ・基本の水替え方法と手順 |
▶︎水替えを正しくすれば花が長持ちする理由 |
▶︎水替えを正しくすれば花が長持ちする理由
画像引用:pixabay
水替えだけをすれば長持ちすると言うわけではありませんが、水替えをせずに花が長持ちするという事はほとんどあり得ません!!
ポイントはバクテリア=細菌です。
このバクテリアを増やさないために水替えをしっかり行う必要があります。
花が根から切り離されると、切り口にはバクテリアが付着します。
バクテリアは茎の中で繁殖して、水や栄養の通り道をふさいで腐らせてしまいます。
すると、花は水や養分を吸い上げられなくなりしおれてしまいます。
水も腐って濁ります。
バクテリアをゼロにすることはできませんが、増え過ぎないように水替えをすることで花を出来るだけ長持ちさせることができる!ということです。
置く場所など他の工夫も必要ですが、今回は水替えを深掘りします。
ただ水を替えるだけではなく、いくつかコツもあるので是非参考にして下さい。
▶︎基本の水替え方法と手順
画像引用:pixabay
花を長持ちさせるとても重要なポイントの一つが、「水替えをして花瓶の中を清潔に保つこと」です。
▶︎水替えに必要なもの
・清潔でよく切れるハサミやナイフ
・花瓶の中を洗うスポンジやブラシ
・洗剤(食器用洗剤でOK)
茎の切り口をカットするハサミやナイフも清潔にしておかなければなりません。
毎回使用した後、タオルなどで水分や汚れをしっかり拭っておきましょう。
また刃物の切れ味が悪いと茎が傷んで、水を吸い上げる管が潰れてしまいます。
カットに使う刃物はよく切れるものを使用するのもポイントです。
ブラシや洗剤は、花瓶の中を清潔に保つためのものです。
花瓶の内側の隅々までこすって洗えるように食器用とは別に花用を準備しましょう。
▶︎水替えの頻度
できれば毎日水替えをするのがおすすめ。
特に夏場はすぐに水が濁ってきます。
水の透明度を見ながら2〜3日に一度は必ず替えて下さい。
水を清潔に保つことが長持ちの絶対条件です。
水替えがあまりできないという方は是非、”切り花栄養剤”を使って下さい。
抗菌剤が入っているため、バクテリアの繁殖は抑えられて水替えの頻度を少なくできます。
また、花が最後まで咲き切るための栄養も入っています。
長く美しく楽しむために積極的に活用すべきアイテムです。
▶︎水替えの手順
花を飾っていても、「水替えは後回しにして忘れがち。」ということはあるあるです。
”毎朝起きたら水替えをする。”など、1日のルーティンに入れてしまうのがおすすめ。
毎日水を替えれば、そこまで汚れることがないので実はお手入れも楽です。
<手順>
①花瓶から植物を出して水を捨てる
②花瓶を洗って新しい水を入れる
ぬめりが残らないようにスポンジと洗剤でしっかり洗う。
水滴は水垢になってしまうので、拭きあげておく。
③不要な葉っぱ・蕾・花殻を除去する
根から切り離された花は、水を吸い上げる力が弱まっています。
葉が多すぎると水上がりが悪くなるので、バランスを見ながら数枚残して除去します。
水につかる部分の葉は全て除去します。
元気のない葉は、適宜取り除きます。
一本に何輪か花がついている花の場合は、咲き終わってぐったりしたものとまだ綺麗なものが混在します。
傷んだり、咲き終えた花殻を取り除くと、残った花をより長く楽しめます。
④茎のぬめりを洗って取り除く
見た目は綺麗でも、水に浸かっている部分はバクテリアでヌルヌルです。
⑤茎の切り口を新しくする
切り口はバクテリアが繁殖しているので、水替えのたびに切り戻します。
茎の切り口が黒っぽく変色している場合もありますが、この部分は全て切ってしまいます。
切り口を新しくすると、また水をしっかり吸い上げてくれます。
⑥切り口をカットしたらすぐに花瓶に入れて完成
毎回切り口をカットするので、段々短くなります。
長さに合わせて花瓶のサイズを変えていくのも楽しいですよ。
<まとめ>
画像引用:pixabay
☆バクテリア(細菌)の影響で植物が腐るので、花瓶内のバクテリアを増やさないために水替えをしっかり行う必要がある
☆水替えにはスポンジや洗剤を使う。
切り口をカットするハサミやナイフは清潔でよく切れるものを使う。
☆水替えは出来れば毎日行う。
2〜3日に一度は必ず。
切り花栄養剤を積極的に使うのもおすすめ。
☆手順
①花瓶から植物を出して水を捨てる
②花瓶を洗って新しい水を入れる
③不要な葉っぱ・蕾・花殻を除去する
④茎のぬめりを洗って取り除く
⑤茎の切り口を新しくする
⑥切り口をカットしたらすぐに花瓶に入れて完成
古い水を捨てて新しい水に入れ替える作業をしていると、不思議と気持ちがリフレッシュされます。
一緒に花のある暮らしを楽しみましょう!!
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