【花を飾るベストポジションは?】お花が長持ちする置き場所のコツを解説
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2022-02-07
・初めてお花を飾る人 ・花を飾る場所に困っている人 |
お部屋に花を飾るぞー!と花を買ってきたはいいものの、
「花はどこに飾るのが良いんだろう?」
「そもそも花を飾る場所が見当たらない…」
と迷ってしまっていませんか?
実は、
①お花にとって心地よい環境/避けるべき環境
②置き場所選びのコツ
この2つのポイントが分かれば、
簡単に置き場所を決めることが出来るんです。
これを元にお花を飾ることで、お花の持ちも良くなるので一石二鳥!
とても簡単なので、ぜひ目を通してみて下さいね。
・花が長持ちする環境と、避けるべき環境がわかる ・花を飾る場所の選び方がわかる ・お花を置く場所が決まる! |
▶︎ 花が長持ちする環境
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▶︎ 花が長持ちする環境
画像引用:PhotoAC
お花にとって暮らしやすい環境のポイントはとてもシンプル。
「わたしたち人間にも心地よいと感じる環境」
です。
基本的に、下記の環境を避ければ問題はありません◎
❌高温多湿な場所(ex.浴室)
❌直射日光が当たる場所(ex.カーテンのない窓際、ベランダ)
❌エアコン直風の場所
気温、湿度、日当たり、風通し
4つの項目に分けて詳しく解説していきます。
・気温〜「涼しめの場所」が正解。
一般的に、お花にとって心地の良い気温は15~20度と言われています。
とは言え、厳密に調整する必要はなく、
「涼しめの場所」を意識すればOK。
気温が極端になる夏場や冬場は少し注意が必要です。
夏場:できるだけクーラーの効いた涼しいお部屋に置く
冬場:逆に、暖房の効いた部屋は避ける
などの対策はしておく方がベターです。
・湿度〜高湿度は避け、乾燥は霧吹きで凌ぐ
気温と同じく、高すぎ/低すぎを避けるのがベター。
「湿度」と聞くと、
お花に潤いを与えてくれそうなイメージがありますよね。
そのため、高湿度はお花にとって良い環境だと感じるかもしれません。
しかし、湿度の高さも度が過ぎるとお花にはあまり良くありません。
湿度が高い状況下では、花の呼吸量が上がり、早く老化が進むことに…!
浴室など極端に湿度が高いお部屋は避けましょう。
逆に、湿度が低い=乾燥 は言わずもがなお花の大敵。
花びらが乾燥して、端の方がカピカピになることがあります。
冬場の乾燥が気になる時期は、
花の表面などに霧吹きをして潤いを与えてあげるのが◎
・日当たり〜明るい部屋の日陰がベスト
1日のうち、
明るい場所、暗い場所それぞれ12時間ずつが理想と言われています。
が、こちらも厳密である必要は全くありません。
ただ、絶対に避けて欲しいのが、「直射日光」。
「切花も太陽の光をたくさん当てよう!」
と思って窓際に花瓶を置く方は意外に多いので、
驚かれた方もいらっしゃるかも知れません。
おそらくその理由は、
成長過程の植物は、日光に当たることで成長していくから。
理科の授業などでも習いましたよね。
しかし、切花にとって直射日光は大敵。
なぜなら、
切花は花が咲き、成長しきったものだからです。
直射日光に当たることで、
・光の刺激によってお花が傷む
・熱によって花が弱る
・日光によって花瓶の中の水温が上昇して、バクテリアが繁殖する
などたくさんの弊害が!
それに比べると、逆に暗い場所の方が問題がないと言えます。
ベストな場所は、明るい部屋の日陰。
窓際に置く場合は、カーテンが必須です。
・風通し〜エアコンさえ避ければOK
程よく換気の良い場所がベストですが、
風がない場所でも特に問題はありません。
ただし、強い風にはご注意を。
特に、エアコンの風は温度に関係なくお花が傷むおそれがあります。
直風は避けましょう!
▶︎ お花を置く場所の選び方
画像引用:PhotoAC
上記の基準以外にも、
飾る場所を選ぶポイントが3つあります。
①よく目につく場所
②気持ちの切り替えをしたい場所
③比較的片付いている/片付けやすい場所
①よく目につく場所
日常的によく目につく場所にお花を飾るメリットは、
✩花を見るたびにちょっと良い気分になる!
✩お手入れを忘れることがなくなる
せっかく飾るなら、出来るだけ多く楽しんじゃいましょう!
②気持ちの切り替えをしたい場所
お花は生き物なので、不思議とパワーを与えてくれる存在です。
下記のように気持ちの切り替えをしたいに活用してみて下さい◎
✩出かける前に立ち寄って元気を出したい場所
✩気合を入れて作業を行う場所
✩リラックスしたい場所
③比較的片付いている/片付けやすい場所
片付いている場所に生けることで、お花の美しさが引き立ちます。
また、物が多いと、花に物が当たって花が傷ついてしまうおそれも。
片付いているところや、片付けやすい場所を
お花を生ける場所!と決めてしまえば楽ちんです◎
<まとめ>
★高温多湿/直射日光/エアコンの直風は避ける!
★環境以外に意識したいのは、
「よく目に入り、気分が上がる、片付いた場所に」
以上を意識して、お花の飾る場所を今よりいい場所にして、
花にとっても優しく、
長持ちする環境づくりをしてあげましょう!
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